畳替え業者一覧
和室の畳がだいぶ茶色くなったから、そろそろ畳替えしたいけど、、、
近くの畳屋は閉店してしまい、どこに頼めばいいか分からないという声をよく聞きます。
畳職人の高齢化や跡継ぎ不在などで、年々、着実に畳屋の数は減ってきています。
そこで、
近くの畳屋がなくなってしまった方のために、広い地域に対応している畳替え業者を調べて安い順に一覧にしました。
店名をクリックすると口コミ評判がご覧になれます。
店名 | 対応地域 | 表替一畳価格(税別) |
---|---|---|
あたらし畳グループ | ほぼ全国対応 | 2,500円~ |
張り替え110番 | 全国対応 | 2,700円~ |
とりまつ畳 | 本州一部、九州一部 | 2,700円~ |
三条たたみ | 関西メイン | 3,000円~ |
カネコ畳工房 | 北海道、沖縄以外 | 5,000円~ |
くらしのマーケット | 沖縄を除く全国 | 5,000円~9,090円 |
リショップナビ | 全国対応 | 5,000~20,000円 |
この一覧にある畳屋でしたら、裏返しも表替えも畳の新調にも対応できますので、こちらの中で気にかかった2業者くらいに相見積りをお願いするとよいでしょう。
相見積りのポイントは、
畳表の質と料金のバランスです。
畳替えの料金を決めるのは、
・1畳の大きさ
・作業場の状況
・畳表の質
などになります。
畳一枚の大きさは全国一律でなく地域によって、一軒家か団地によって異なっています。
東京の団地の畳は小さく、京都の一軒家の畳は大きいなど、実感できるくらい差があり、
当然、大きな畳のほうが畳替えの料金も高くなる傾向にあります。
また、畳替えする部屋が、エレベーターなしの3階とかの場合、追加料金が発生することがあります。
一番、畳替えの値段を決めるのは、畳表の質でしょう。
安い畳表を選ぶか、高級品を選ぶかで、2倍も3倍も値段は変わってきます。
見積りに来た時に、表替えや新調なら、実際に貼る畳表を見せてもらいましょう。
一番安いから決めるのではなく、実際に畳表を見て比較したうえで、業者を決めるようにしたほうがよいです。
また、あなたの希望に対応できる畳店の中から決めることも大事です。
以下に、畳替えへの一般的な要望ごとに対応できる畳店をまとめましたので、こちらも参考にしてください。
畳替えについて、あなたの希望に一番近いのはどれですか?
丁寧な職人に来てもらいたい
丁寧な職人に来てもらいたいとき、当然、口コミなどをしっかり調べると思いますが、同じ畳屋でも、丁寧だったという口コミもあれば、乱暴だったという口コミもあったりします。
規模が大きな畳店になれば、丁寧な職人もいれば乱暴な職人もいるので、相反する口コミが生じてしまうのです。
このような状況でも、丁寧な職人に来てもらう確率を高めることはできます。
それは、畳店の種類から判断することができます。
規模の大きな畳店は、こちらの2種類に分かれます。
・自社施行の大手畳店
・中小畳店の紹介会社
パッと見には、自社施行のほうが丁寧のような気がしますが、実際に悪い口コミといい口コミが混在している場合は、
紹介会社を選ぶほうが丁寧な職人に来てもらえる可能性が高まります。
どういうことかというと、
自社施行の畳屋では、悪い口コミがされたからと言って、当該社員を解雇することは簡単にはできません。
一方、紹介業者の場合、悪い口コミがされた業者に、仕事を振らないようにすることは簡単ですし、実際にそうしているでしょう。
畳店の紹介業者のほうが、自浄作用が強く働くと考えられます。
ただ、その効果にも条件があって、
加盟店がたくさん集まっていること、また長い期間運営していること、この2つの条件が満たされていれば、乱暴な加盟店への仕事依頼が減り、丁寧な職人だけが残っていくことになるでしょう。
この条件を満たす畳店は、
・張り替え110番
・くらしのマーケット
特に、くらしのマーケットは加盟店毎の口コミを見て指定できるので、少し値段は高いのですが、自分で選んだ職人にきてもらいたい方にはおススメです。
なるべく安く張り替えたい
畳の張替えをなるべく安くするには、
・裏返しできないか聞いてみる
・中国産の畳表を使う
・金額を明示している畳屋に頼む
この3点を抑えれば、標準的な値段の半額とかそれ以上に安く済むことも多いです。
裏返しの場合
まず、初めての畳替えなら裏返しを頼みます。
畳は図のように、「畳床」の上に「畳表」というゴザを乗せて「縁」で止めた構造になっていますが、
裏返しは、今ある畳の「畳表」をひっくり返して再利用するので、新しい「畳表」が必要ない分、安くなります。
表替えよりも、2~3割は安くできるでしょう。
裏返しの相場は、一畳 4,000円くらいでやっている店が多いです。
この先の「畳店選び」で具体的に挙げている畳店だと、一畳 2,200円くらいからやってもらえます。
裏返しでも、ほぼ新品のあざやかな緑色の畳に生まれ変わることができますので、前回が表替えか新畳でしたら、まずは裏返しでやってもらいましょう。
ただし、裏返しは2回連続でできないので、次回は表替えすることになります。
表替えの場合
前回、裏返しをしていたら、今回は表替えになります。
前回、新しく畳を作ったり表替えした場合でも、5年以上たっていると、表替えしたほうがよいでしょう。
表替えは、古くなった畳表を捨て、新しい畳表にするため、裏返しよりも畳表の料金分は高くなります。
相場は、一畳 5,000円~10,000円と言われています。
安いところで頼めば、2,700円くらいから対応してもらえます。
表替えを安くするには、
畳表の質にこだわり過ぎないのが値段を下げる最大のポイントです。
表替えの料金は畳表の質で、2倍も3倍も変わってきます。
畳表を中国産にするだけで、表替えの料金を安くすることができます。
今では、約8割は中国産だと言われており、中国産のほうが一般的です。
国産のほうが目が揃っていて、上質だという声もありますが、あの値段差ほどの優位性は感じられない方が多いと思います。
普通に暮らす分には、そんなに質の差を気にすることはないでしょう。
畳店選び
頼む畳店選びも重要です。
どんな畳店に頼むのがいいかというと、価格の面でいえば、広域対応している大手ほど、大手同士の価格競争で、提示価格が安くなっています。
ただ提示価格が安すぎるところは、悪い口コミも散見されますので注意が必要です。
良好な評判を保っている大手畳店は、表替え1畳 2,700円としている店が多いです。
この辺りが、普通にやって利益が出るギリギリの価格なのでしょう。
具体的な店名を出すと、このあたりになります。
・張り替え110番
・とりまつ畳
もっと安いところも探せばありますが、これ以上安いところはどこかに無理があるので、正直おススメできません。
1枚だけ畳替えしたい
畳を汚してしまったとき、一枚だけ畳替えしたいことはあると思います。
前回の畳替えから、時間が経っていると畳の色もだいぶ茶色くなっていて、一枚だけ替えると色が合わなくなってしまいますが、まだ畳替えして間もない状態でしたら、一枚だけ替えても大丈夫です。
ただ、一枚だけだと対応してくれない畳店も少なくありません。
まずは、前回畳替えを頼んだ畳屋に聞いてみてください。
もし、対応してもらえないようでしたら、
上記の一覧に挙げた大手畳店のなかで、「一枚から畳替え対応」を明記している畳店を挙げておきますので、こちらに相談するとよいでしょう。
・張り替え110番
近くに畳屋がない
冒頭でもお伝えしたように年々畳店の数は減っています。
お近くに畳屋がない人も多いでしょう。
畳屋の店舗数が減ったかわりに、最近では、全国対応できる畳店紹介会社もいくつかあります。
なかでも対応地域が広く、離島を除くほぼ全国の畳張替えに対応できるのは、こちらになります。
・張り替え110番
・くらしのマーケット
1日で畳替えしてほしい
一般的な畳替えは、古い畳を畳屋が持ち帰り、畳店の作業場で張替えをして、後日、張り替えた畳を戻しに伺うという流れです。
表替えに必要な標準的な期間は、2日とみていればいいでしょう。
ただ、お休みが連続して取れない方とか、ご商売していて部屋を2日も使えないのは困る方など、一刻も早い畳替えが必要な人も多くいます。
そのような場合は、最短1日で畳替えをしてくれる畳店もいくつかあります。
ホームページ上で、「最短1日で表替え」を謳っているのは、こちらになります。
・張り替え110番
・とりまつ畳
・三条たたみ
夜や土日に畳替えしてほしい
平日に休みが取れない方や、お店の畳替えでお客様がいないうちに畳替えしてほしいという方も多いと思います。
夜のうちや土日に作業してもらえれば、助かるのですが、
職人さんの多くは、夜間やお休みの日は仕事をしない人が多いです。
ただ、畳店によっては、夜間や土日OKのところもありますので、ホームページ上でその旨、提示してある畳店はこちらになります。
・張り替え110番
・三条たたみ
タンスや机が重くて動かせない
昔ながらの大きなタンスやしっかりとした机を、畳替えの前にどかしておくのは難しい方は多いです。
ほとんどの畳屋さんは、家具移動もしてくれるので、タンスの中身だけどこかに移しておけば、よいでしょう。
ただ、中には、家具移動は別途料金が発生する畳店もあると聞きます。
家具移動は無料であると明示してある畳店のほうが、安心ですね。
上記一覧の畳店のなかで、家具移動無料と明示してあるのは、
・張り替え110番
・とりまつ畳
・くらしのマーケット
くらしのマーケットは、加盟店によっては「家具の移動もおまかせください」と明示してあるところもあります。
検索や絞り込みはできず、1ページずつ各加盟店のページにあるセールスポイントを確認していくと家具移動をしてくれる加盟店を見つけることができます。
カビ、ダニが発生しにくい畳にしたい
お子さんにカビ、ダニのアレルギーがあったり、過去にカビ、ダニが発生してしまった部屋ならば、カビ、ダニが発生しにくい畳を選びたいものです。
今では、多くの畳店がカビ、ダニに強い畳での施工ができるようになっています。
その旨を明示しているのは、
・張り替え110番
・とりまつ畳
・カネコ畳工房
しっかりコロナ対策している畳店
畳替えは通常、古い畳を持って行ってもらい、後日、張り替えた畳を敷きに来てもらうので、職人さんがずっと自宅で作業するわけではありません。
ですので、感染症のリスクは高くないのですが、それでも他人が家に上がるというのは気になるところです。
さすがに、ほとんどの畳店で、マスク着用などの常識的な対応はしていると思いますが、コロナ対策をしっかり明示しているところのほうが、こういうときは安心です。
コロナ対策をホームページ上で明示している畳店は、
・あたらし畳
・張り替え110番
・三条たたみ
・くらしのマーケット
なかでも、くらしのマーケットでは、新型コロナ対策をしている加盟店のみを絞り込めるようになっています。
もっと詳しい説明はこちら
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